「健康カプセル ゲンキの時間」からビタミンCは老化防止の要になっている!?
肌の劣化!筋力の衰え!もろくなる骨!
ひと言でいうと、
身体が錆びてしまうという。
でも、ビタミン類は身体の中では作れないのだ。
厚生労働省では
1日のビタミンCの摂取量を100mgと定めている。
これは、長期間ビタミンCが不足すると発症し、
身体の各部位から出血し死に至る『
壊血病』を防ぐギリギリの量。
健康的に過ごすには、1000mgの摂取が理想だそう。
ビタミンCは水溶性のため、尿などで排出してしまいます。
長期間体内にためておく事ができないので、こまめに摂る事が大切です。
ビタミンC枯れは老化を早めてしまうそうですよ!
理由の一つは活性酸素。
活性酸素は強い抗酸化力で体内のウイルスを撃退するが
反面、増えてしまうとDNAやたんぱく質を傷つけ細胞の機能低下を招く。
一言でいうと、身体がサビてしまうのです。
そんなサビから身体を守ってくれるのが、ビタミンCです。
活性酸素を打ち消し、無力化してくれます。
ビタミンC枯れを放置しておくと
マウスの実験では、寿命が1/4くらいになってしまうそう!
筋力が衰え立っていられなくなる。骨はもろく骨折もしていた。
活性酸素は、日常のちょっとした行動で増えるため、除去のためにビタミンCを大量に消費します。 外で紫外線を浴びると、肌の中に活性酸素が発生します。
すると、細胞にダメージを与え、肌老化の原因になるばかりか、
メラニンを作る細胞を傷つけ、シミなどの原因になります。
ビタミンCは、活性酸素を消してくれますが、
腸管から吸収されて皮膚まで行くのに6時間ほどかかります。
1日1000mgのビタミンCを摂取するなら、3回に分けて朝昼晩の食事で摂るのが効率的です。
血中ビタミンC濃度が高い高齢者は筋力が高いというデータもあるそう。
サプリメントでの摂取はどうなのか。
ビタミンCは腸から吸収しますが、吸収率は
空腹時は20~50%
食後は45~60%
しかし、大量に摂っても吸収率が悪くなるという説もあるようです。
ビタミンCは抗酸化作用、免疫機能の活性化、コラーゲンの生成を促進するのですね。
活性酸素が原因と言われる病気は
がん、心筋梗塞、脳梗塞、肝炎、白内障、花粉症、糖尿病、アルツハイマーなど
ビタミンCを効果的に摂りましょう。
・レモン
横にして中央をX切りにする事で、くし形切りに比べて約3倍も果汁を多く絞る事ができます。
・枝豆
ビタミンCは水に溶けやすいため、焼いて蒸せば、茹でた時よりもビタミンCが2倍アップします。
作り方は、塩もみした枝豆をフライパンで焦げ目がつくまで焼き、
少量の水を加えて5分ほど蒸したら完成です。焼く事で甘みも増します。
・カリフラワー
小分けにして、食べやすいように薄くスライスすると、生のままでもおいしくいただけます。
ビタミンCを100%摂取できるので、生で食べられるものは、生で食べましょう!
・ジャガイモ
採れたての新ジャガは、通常よりも2~3倍以上のビタミンCが含まれている事もあります。
さらに、ジャガイモに含まれるでんぷんが、ビタミンCの溶け出しを防いでくれます。
効果を得るためには、茹でる際には皮付きのまま、水から茹でましょう。
お勧めのスープです。
材料は、ジャガイモ、キャベツ、ピーマン、赤ピーマン、ブロッコリー、ダイストマト(缶)
コンソメ味でいただきます。
(キャベツは捨ててしまうような緑の外葉が一番ビタミンCが多い)
〈この夏オススメのビタミンCが豊富な野菜・果物〉
※可食部100gあたり
キウイフルーツ(黄肉種) 140mg
ブロッコリー 120mg
レモン 100mg
ニガウリ 76mg
キャベツ 41mg
ミニトマト 32mg